世界保健機構ガイドラインと降圧治療と試してガッテン

試してガッテンは日本において視聴率の高いテレビ番組であり、たとえ視聴したことがない人であってもその名を知っているという状況があります。試してガッテンではしばしば社会における耳寄りな話題を実践的な立場から取り上げていくことに特徴がある番組であり、しばしば健康問題や医療問題にかかわる話題も取り上げられています。そのため、医療における国民の教育活動に大きな寄与をもたらしてきています。その話題として高血圧が取り上げられたこともあり、高血圧の病態やそのリスクについての教育や、その改善のための取り組みのあり方などについて国民に知らしめるのに貢献してきています。高血圧は日本において多くの患者がいるとされる疾患であり、世界的にも大きな問題となっている疾患の一つとして世界保健機構における議論の課題としても頻繁に取り上げられています。世界保健機構による情報発信も行われているのが高血圧であり、その治療におけるガイドラインも世界保健機構によって世界に発信されています。日本における高血圧治療ガイドラインも世界保健機構によって発信されているガイドラインに基づいて策定されたものであり、世界的に標準とされる高血圧の診断基準や降圧のための医療が実施されるようになっているのが現状です。医療現場においては薬物治療によって血圧のコントロールをするという治療方針を達成することは容易であるものの、高血圧を根本から治療するための降圧治療を行うのは困難であるというのが実情です。降圧を達成するには生活習慣の改善が必要であり、患者本人の意識がなくては実現できないものだからです。そのため、試してガッテンにより多くの人がより高血圧について詳しくなっていくことは高血圧治療において大きな寄与となっています。